ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人を鑑賞!見る前により楽しめる書籍や映画をご紹介

デュ・バリー夫人を監督自ら演じ、国王はジョニーデップが演じると話題になった映画。

全編フランス語な点も注目されています。

そんなジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人を鑑賞してきました。

鑑賞した感想とともに、これを見ればもっと楽しめる!おすすめの書籍や映画をご紹介します。

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人の見どころは?

デュ・バリー夫人という名前を聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。

フランスの王朝は、愛人が多くいることでも知られています。

特に今回ジョニーデップ演じるルイ15世とその父のルイ14世は、愛人がよりたくさんいた王です。

その影響もあり、マリー・アントワネットの夫ルイ16世は愛人を持たなかったとか。

心移りが早いルイ15世の公式な愛人となったジャンヌ・デュ・バリー。

愛人の視点ばかり見られがちですが、今回はジャンヌの幼い頃や家庭環境などにも焦点を当てている映画です。

そのような映画はめずらしく、ぜひ映画館で見に行きたいと思っていました。

その時代には反している行動を取り、時代の先へ行く彼女とそれを笑って見ている国王。微笑ましくもありヒヤヒヤするシーンも。

最後まで目が離せない映画です。

デュ・バリー夫人のおすすめ書籍や映画は?

デュ・バリー夫人を見る前にチェックしておくとより楽しめる書籍や映画はあるのでしょうか。

その時代に有名な歴史の人物、例えばマリー・アントワネットなどの映画や書籍には登場してくるデュ・バリー夫人。

しかし、デュ・バリー夫人その人物に焦点を当てた書籍や映画は少ないのが現状。

そのため、時代背景がわかるものや他の歴史人物を含めたおすすめしたい映画や書籍も合わせてご紹介します。

デュバリー伯爵夫人と王妃マリ・アントワネット―ロココの落日


最後まで敵対していたデュ・バリー夫人とマリー・アントワネット。その二人を中心に展開されていく内容です。
今回見てきた映画のデュ・バリー夫人は、マリー・アントワネットとのシーンが控えめですが、この書籍はその逆。
対比を描くとともに、フランス革命ではどのような展開になったのか、背景も書かれている書籍です。
マリー・アントワネットとデュ・バリー夫人の関係性についてより知りたい方におすすめ。

紙の書籍は、honto、紀伊國屋書店で読めます。

ローズ・ベルタン ─ マリー・アントワネットのモード大臣


マリー・アントワネットの衣装係、ローズ・ベルタンをご存知でしょうか。

お針子として地道にキャリアを積み、そして貴族の結婚式の衣装を担当したことがきっかけで衣装係にまでのぼりつめたローズ・ベルタン。

彼女の人生は波乱万丈といってもいいでしょう。
彼女を主人公にした漫画が人気なため、漫画で見覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

様々な衣装係がいるなかで、ダントツ一位の指名ぶり。他の貴族からの注文もたくさん。

そんな多忙な日々を過ごした彼女の晩年はどのようなものだったのでしょう。

苦労した幼少期から穏やかな晩年、そしてフランス革命当時の彼女の驚くべき行動。

幼少期から晩年まで書かれている数少ない書籍のひとつですので、より当時の時代を知りたい方におすすめ。

フランス革命の女たち:激動の時代を生きた11人の物語

ベルばらの著者がベルばらでは書ききれなかったフランス革命の時代を生きた女性たちを書いた一冊。

デュ・バリー夫人はもちろんですが、あまり知られていない貴族の女性も登場します。

さらさらと読み進めやすいため、詳しい世界史を知らない方や苦手な方にもおすすめしたい一冊。

読み終えたあとは、いつの時代も女性は強いと改めて気付けるはずです。
この書籍は、単行本から文庫本そして電子書籍まで幅広く出版されています。

紙の書籍は、hontoの単行本文庫本紀伊國屋書店の単行本文庫本が読めます。
電子書籍は、紀伊國屋書店ブックライブブックウォーカーで読めます。

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死刑執行人サンソン ―国王ルイ十六世の首を刎ねた男


死刑執行人として代々受け継いでいるサンソン家。

生まれながらにして処刑執行人として歩む人生はどのような心境であったでしょうか。

死刑執行人としてだけでなく、普段は医者として働いています。しかし、世の中の視線は冷たい、道を歩けば避けられ、暴言を吐かれる毎日。

恋愛に発展しても、その相手は死刑執行人の相手としての覚悟が必要なほど。

サンソン家には、代々死刑執行人がいますが、特に有名なのはこの書籍の主人公のサンソン。

ルイ16世やマリー・アントワネット、そしてデュ・バリー夫人の元恋人として知られています。

漫画は、サンソンが死刑執行人としてデビューするまでの葛藤を描いたシリーズと息子に指導する側の立場になった頃のシリーズが出版されています。
グロテスクなシーンもありますが、当時のリアルな描写が印象的です。


こちらは、死刑執行人としてデビューしてからの内容。マリー・アントワネットやルイ16世のシーンも登場します。

デュ・バリー夫人の最期は、とても悲しい展開です。まさかこの元恋人が死刑執行人として選ばれるとは。

死刑執行当日、処刑場で元恋人サンソンに対して、死刑執行をしないでほしいと懇願したデュ・バリー夫人。

心苦しくなったサンソンは、息子に処刑執行を任せたとの逸話も残っています。

紙の書籍は、honto紀伊國屋書店で読めます。

電子書籍は、honto紀伊國屋書店ブックライブで読めます。

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物語フランス革命―バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで


フランス革命についてより詳しく知りたい方におすすめしたいのがこの一冊。

フランス革命が起こり、バスティーユ(バスチーユ)からナポレオンの登場まで幅広く扱っており、あの革命家で有名なふたりも登場します。

フランス革命について、映画では少ししか出てきません。

しかし、これを知っているだけでこれからどのような展開になっていくのかわかり、映画を見終えた後の印象が違ってきます。

紙の書籍は、honto紀伊國屋書店で読めます。
電子書籍は、紀伊國屋書店hontoブックライブブックウォーカーU-NEXTで読めます。

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ポンパドール夫人


デュ・バリー夫人がルイ15世の愛人になる前に愛人として長年貢献してきたポンパドール夫人の映画です。

デュ・バリー夫人の映画には、言葉のみの登場となるポンパドール夫人。
この映画を見れば、その彼女がどのような人物であったのかわかります。

愛人なった頃はまるで恋人同士のように、晩年は長年の友人として素敵な関係を築いたポンパドール夫人。

政治的な部分で関わったり、王にアドバイスするほか、たくさんの愛人が住む館を設立するなど、他の愛人とは違った点も多く残っています。