コロナウイルス感染拡大によって、日々不安な思いをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そんなコロナウイルス感染拡大だからこそ、2020年に読んだ本で特におすすめしたい本を5冊選んでみました。
感染症の世界史
感染症は微生物から始まった点に着目して書いた本です。
人を介して感染するなどコロナウイルスに関連する内容も記載されています。
20万年続く地球からみた感染症や日本の感染症、そしてピロリ菌、エボラ出血熱やデング熱など様々な感染症について触れています。
疫病と世界史
紀元前500年から紀元1200年までの疫病に注目して書かれている上下2冊からなる書籍です。
初版は1980年代なため、比較的情報も古くすでに世界で知られている内容も多く含まれています。
しかし、その当時あまり知られていなかった内容もあると背景を考えるなど、世界の歴史から見た観点で読むと非常に面白いです。
AmazonのKindleでも安く読め、購入も可能です。
ペスト
ペストといえば、有名な著者カミュを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
著者は、リアルな人間模様はナチスドイツの経験から影響を受けています。
舞台は、アルジェリアのオラン。医師のリウーが鼠の死体を発見してから次々と原因不明の病が拡大していくストーリーです。
著者はペスト流行・拡大時にいない時代ですが、まるでその時代を生きていたかのような、よりリアルな人の描写か印象的でした。
ペスト
カミュのペストをご存知の方には、ぜひこちらも読んでいただきたいです。
こちらはカミュのペストとは内容が異なり、ペストの資料を元に書かれています。
ペスト感染拡大時や感染した際人の状態など、リアルな描写が特徴です。
ペストに感染するとどのような状態になっていくのか、非常にイメージしやすく、ときには思わず身震いするほどリアルな内容です。
サピエンス全史(上下)
人類についてより迫った内容を執筆している著者として有名なユヴァル・ノア・ハラリ。
コロナウイルスが発見された当初から、メディアに出て注目をされてきました。そのようなメディアから知った方も多いのではないでしょうか。
学生の頃にこちらの本を読んだ私は、人類史はこんなにも面白いのかと衝撃を受けました。
2020年10月に発売されたパンデミックも合わせて読むとより面白いです。
上下巻で重厚感もあるため、読書好きの方によりおすすめです。
コロナウイルス感染拡大時だからこそ、読みたい5冊
今の時代だからこそ、読んでみたい書籍。そして、改めて注目されている5冊をピックアップしました。
今年、こちらの5冊は在庫がない状態が続いていました。私自身も入荷待ちまで何ヶ月も待っていたほどの人気ぶりです。
ぜひ、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。