歴史人物も愛用していた老舗香水ブランド3選

今ではたくさんのブランドやメーカーから販売されていますが、香水の元祖とされるものは紀元前から使われていました。

多才で語学堪能だったクレオパトラは、バラの香りを特に好んでいたとされています。

今回は、歴史的人物も愛用していた老舗香水ブランドをご紹介します。

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サンタ・マリア・ノヴェッラ

最古の薬局として知られる「サンタ・マリア・ノヴェッラ」この薬局は、世界遺産にも登録されているフィレンツェにあります。

13世紀ドミニコから移住してきた修道院の方々が、薬草などを用いた薬剤などを調合したことが始まりとされ、薬局に発展しました。その後様々な王侯貴族から利用され、中でもメディチ家は代表的な顧客でした。

メディチ家から恋多き男性で有名なアンリ2世に嫁いだ王妃で知られるカトリーヌ・ド・メディシスもその一人。

アックア・デッラ・レジーナ(オーデコロン サンタ・マリア・ノヴェッラ)は、当時愛用したとされる香水で、現在も生産販売されています。

カトリーヌ・ド・メディチは、サン・バルテルミの虐殺で恐れられた王妃として知られていますが、実はフランスの食文化やファッション文化を変えた存在として一目置かれています。

ウビガン

フランス革命の犠牲となり断頭台の露となり消えたマリー・アントワネットやナポレオン3世の王妃も愛したとされるウビガン。

マリー・アントワネットには元々お気に入りの調香師がいましたが、その調香師と並んでお気に入りだったといわれています。

衣服の中にウビガンの瓶を入れ、宮殿から去ったマリー・アントワネット。そのときに身に着けていた香りもウビガンだとの逸話も残っているほどです。

当時のフランスでは動物性の香水が人気な中、マリー・アントワネットはハーブなどの植物性の香水を好んでいました。

ウビガンは、ハーブのような植物系の香り特徴ですが、きつすぎないハーブや花々の香りがポイントです。

マリー・アントワネットが愛用していた香りは残っていませんが、「ケルク フルール ロリジナル」は、ダイアナ元妃が愛用した香水として知られています。

クリード

クリードは、ナポレオン皇帝やエリザベート皇后そしてヴィクトリア女王のために作られた香りがあるなど、歴史的人物も愛用者が多いブランドです。

「クリード フルール ドゥ ブルガリ オードパルファム」は、ヴィクトリア女王のために作られた香りで、現在も生産・販売をしています。

クリードは、残念ながら日本で輸入販売を行っていた企業が日本での取り扱いを終了してしまいました。

そのため、店舗での購入は厳しく、購入する際には通販サイトの利用をおすすめしていました。

しかし、嬉しいことに、再び日本で購入可能になりました!2023年8月末から伊勢丹新宿のみ、一部の店舗で実際に手に取れます。

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歴史を感じながら香水を楽しんで

歴史的背景のある香水をつけるだけでも気分が上がるのではないでしょうか。

中には、中世ヨーロッパの頃から現在まで作られている香水や王室御用達そして王室の方々が使用していた香水も数多くあります。

歴史人物が愛用していた香りの中にも、少量から試せる量り売りの香水もあります。ぜひ少量から試してみてはいかがでしょうか。