2022年12月に読んだ歴史の本4冊

12月に読んだ本はダークな印象が強い書籍ばかりです。

ホラー要素やグロテスク多めの内容ばかりですが、どれもリアリティがあります。

そのようなジャンルが苦手ではない方、ぜひ最後までご覧ください。

処刑台から見た世界史

処刑台から見た世界史は、タイトル通り処刑台で死に至った人々について書かれている書籍です。

処刑台から見た世界史に紹介されている人物の身分は、貴族から庶民まで幅広いため、初めて目に触れる名前の人もいるでしょう。

処刑台にあがるまでの背景や人物像なども詳しく書かれ、そこにたどり着くまでの悲しい内容も含まれています。

今回ご紹介する書籍の中でも、処刑台から見た世界史はやわらかい文章で書かれているので読みやすい印象を持ちました。

処刑台から見た世界史は、紀伊國屋書店
書籍と電子書籍のハイブリッド書店【honto】、電子書籍のブックライブで読めます。

きれいなお城の怖い話 ドラキュラ公から青髯男爵まで

きれいなお城の怖い話―ドラキュラ公から青髯男爵までは、「ホラー内容が好きで読んでみたい!」と思う方におすすめしたい内容です。

世界史ではあまり知られていない貴婦人から、S(サド)の由来となった公爵などさまざまな人物が紹介されています。

きれいなお城の怖い話―ドラキュラ公から青髯男爵までは、内容がとても濃いほか、とてもリアリティ溢れているので思わずぞっとしてしまう部分も。

ホラーが大好きな方、必見です。

 いわゆる「グロい」と呼ばれる内容がたくさん書かれているので、ホラーやグロいシーンが苦手な方は避けることをおすすめします。

きれいなお城の怖い話―ドラキュラ公から青髯男爵までは、書籍と電子書籍のハイブリッド書店【honto】やAmazonの電子書籍Kindleや角川の電子書籍ストアBOOK☆WALKERでも読めます。

美しき拷問の本

こちらも「きれいなお城の怖い話―ドラキュラ公から青髯男爵まで」と同様で、身の毛もよだつゾッとした内容を中心に書かれている書籍です。

こちらの書籍がよりグロテスクな内容になっており、リアリティ溢れる想像ができてしまうような拷問の数々が。

昔の人達は、冤罪であってもこのような拷問に耐えていたもしくは耐えきれず自白(冤罪)してしまっていたのかと思うと心が痛みます。

拷問に耐えられないことが当たり前に思えてくる、そんな内容がびっしりと書かれているので、興味半分では読まないことをおすすめします。

美しき拷問の本【電子書籍】[ 桐生 操 ]は、Amazonの電子書籍KindleKindle Unlimitedでは無料で読めます。

また電子書籍は、ブックライブ電子書籍ストアBOOK☆WALKER
があり、ほかにも紀伊國屋書店書籍と電子書籍のハイブリッド書店【honto】で読めます。

物語 ウェールズ抗戦史 ケルトの民とアーサー王伝説

イギリスもしくはイングランドを中心に書かれている書籍は多数ありますが、ウェールズを主に書かれている書籍は少ない印象。

そんな中で見つけた物語ウェールズ抗戦史 ケルトの民とアーサー王伝説は、戦い抜いた強きウェールズの人々について、アーサー王の伝説とともに紹介されています。

イングランドとは言語や人種が異なるウェールズ(ケルト)の人々がどのようにして戦い抜いたのか、そして暴君と呼ばれたヘンリー8世の父でバラ戦争を終わらせた「ヘンリー7世」との関連性など。

その部分がつながっていたのか!と思わず言ってしまいたくなる内容もところどころ書かれているほか、アーサー王に関しては史実と伝説の両方を知れる書籍です。

物語ウェールズ抗戦史 ケルトの民とアーサー王伝説は、Amazonの電子書籍Kindle紀伊國屋書店書籍と電子書籍のハイブリッド書店【honto】ブックライブでも読めます。