毎年様々な新作が発売されるリーガルシューズ。人気の靴を知りたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、2023年に人気だった革靴を15足にしぼりましたので、それぞれの特徴や人気のポイントについてご紹介します。
235S
2023年に発売されたばかりのシリーズ。重みのあるグッドイヤーウェルト製法で作られている革靴。
重みはありますが、履いていくうちに自分だけの足型に馴染んでいくため、オリジナル感も高め。
何よりも底材がイギリス製という点!リーガルの中でもめずらしいといえるでしょう。
そして底材はゴム底なので雨の日も染み込みにくい特徴があります。
他とは違う底材を見つけたい方におすすめ!
そして、デザインはウィングチップ。私も複数足ウィングチップを持っていますが、カジュアルな服装にも合うのがポイント!
仕事でもカジュアルでも使いたい方にもおすすめしたい1足です。
234S
先程ご紹介したウィングチップのデザイン違いなこの品番。
ウィングチップはよりカジュアルなシーンがおすすめな場合が多く、冠婚葬祭には避けるデザイン。
しかし、この234Sはデザインが入っていないシンプルなプレーントゥ。
カジュアルにはもちろん、ビジネスや冠婚葬祭にも履けるのがポイントです。
このデザインや製法のように重厚感のある革靴を長年履いている方が多いのも、リーガルの特徴。
長く大事に、そしてシーン問わず履きたい方におすすめしたい靴です。
2589
昔ながらの革靴、そしてウイングチップがほしい方におすすめしたいのが、2589。
ガラス加工と呼ばれる、革の上に加工をしているためひび割れしやすいのが難点。
しかしそれも味のひとつだと楽しんで履かれる方も多いのが、この革靴の特徴でもあります。
革靴は、クリームを多く塗りすぎても少なすぎてもよくありませんので、程よい量を塗るとおすすめが、ガラス加工の革靴は手入れによって差が出てくる靴なため、注意が必要です。
少量ずつそして全部でコーヒ豆一粒程度を伸ばすようにしましょう。
昔ながらの革靴を履きたい方やガラス加工の革靴がお好きな方におすすめです。
810R
何年も人気な811Rのデザイン違いの革靴です。同じ型を使用しているのですが、ぱっと見てみると一本ラインが入っている811Rのストレートチップと違い、長さがあるように見えます。
細すぎるデザインが好みではない方や程々に長さのある革靴がほしい方におすすめです。
マッケイ製法と呼ばれる底材と繋がっている作りなため、パーツが少なく軽い一方、雨天などでは雨がしみる場合があります。
底材は凹凸がないため、傷がつくまで滑りやすい傾向があります。慣れるまで気をつけて履く、もしくは滑り止めを貼る方法など自分に合った方法を試してみるといいでしょう。
811R
何年も人気のストレートチップといえば、これがその1足にあげられるでしょう。
つま先が長すぎず、そして細すぎない絶妙なデザインが人気の理由。
つま先があがっているデザインが一般的ですが、あがりすぎないものポイントのひとつ。
そして、表記は2Eですが幅が広めなのも嬉しいポイントです。先程ご紹介したデザインはいわゆる外羽根と呼ばれるデザインなため、よりゆとりを感じます。
こちらの靴は内羽根ではありますが、それを差し引いても幅が広めといえるでしょう。甲が高めな方は、窮屈に感じる場合があるため店頭などで履いてみるといいでしょう。
また、30センチまで作りがあるのもこのシリーズならでは。サイズ選びに困っている方は、ぜひ一度試していただきたい1足。
315R
リーガルで販売されている革靴の中で特にヒールの高さが高めな1足。しかし、よく見なけれなわからない絶妙な高さ。
いかにも高いヒールがある革靴を履いている!との印象が持たれにくいため、身長を高く見せたい方にも人気。
そして811Rシリーズ同様で幅が広めな点も特徴でしょう。315rのほうが広く感じると話される方も少なくありません。
サイズ展開も豊富で30センチまで用意されています。在庫が少ない場合もありますので、大きめのサイズを購入するときには早めの購入をおすすめします。
また、サイズが23センチから展開している数少ないシリーズなのもポイント。足が小さめな方の中でも、特に幅が広い方や甲が高い方は、リピート購入も。
少しつま先が長めのデザインですが細すぎない点やボリュームのあるデザインなため、人気です。
725R
これまでご紹介してきた革靴に比べると、ちょっとツヤがある革靴です。ワイン色など色によっては独特のエイジング感が出るのも特徴。
つま先部分が丸くなく四角いスクエアになっている、リーガルでもめずらしいデザインです。
315R同様、かかとの高めな靴ですがよりはっきりとヒールが高めだとわかるデザインです。しかし、ヒールにボリュームがあるため、そこが気に入ったポイントとして話す方もいます。
エイジングのような仕上げをしているので、汚れ落としの種類によっては色落ちしやすい可能性があります。クリーム状の汚れ落としの場合、色落ち師や牛傾向がありますので、ぜひ液体タイプを選んでください。
JJ23
年配の方により人気のJJ23。幅はこれまでご紹介してきた中でも特に広めのタイプです。
そして靴紐を通す穴の数が少ないため、より幅がゆったりと感じるでしょう。幅が広く。甲が高めの方によりおすすめしたい1足。
ご家族にプレゼント用として購入される方も多く、色違いをお持ちの方もいらっしゃる革靴です。
底材の修理だけでなく、かかとの一部も修理が可能です。スポンジ製の底材なため、軽いのが特徴ですがそのぶん底材の減るスピードが早いため、修理を検討する方は早めに持っていきましょう。
このシリーズは、リーガルウォーカーと呼ばれ、表面の革を外側に出して縫い付けているので、雨の日は染み込みやすいため晴れの日をおすすめします。
2177
学生の頃から修理しているよ!なんて笑って話す方も多いロファー。年代問わず購入される方も多く、学生さんの入学式やこれから履くために購入することも多くあります。
時期によっては在庫が切れてしまい、お時間をいただくこともある品番のひとつ。
何世代にもわたってリーガルを履かれ、孫の入学のためにと笑って話してくれる微笑ましいエピソードもあります。
その方によっては、革がかたいことや靴擦れの悩みで相談してくる方も多い靴のひとつです。そのようなときには、調整できる器具などが用意しているお店もあるため、我慢せず相談してみてください。
人とは違うローファーを履きたい学生さんや懐かしい革靴を履きたい方におすすめの1足です。
37TR
これまでご紹介したことがない初めてのベルトタイプ。ベルトが2つあるデザインはダブルモンクストラップと呼ばれます。この革靴は甲の部分といわゆるべろと呼ばれる部分、そして上のベルト部分と3重になっているところがあります。
そのため、甲が広い方よりも狭い方や革靴を履いていて前に足がいきやすい方におすすめしたい靴です。スタイリッシュなデザインですが、思った以上に狭くないとのコメントもあります。
艶が控えめのデザインなため、足当たりも優しいといえるでしょう。つま先部分には傷がつきにく加工がしてあるのもポイントです。傷が気になる方や擦れやすい方にもおすすめです。
31TR
先程ご紹介したデザイン違いのストレートチップ。つま先も細すぎない他、マットな質感なので特に冠婚葬祭でのシーンでつやのある革靴を避けたと考えている方におすすめです。
マナー上はツヤのありなしに決まりはないのですが、お客さんの中には結婚式はいいけれどお葬式のときには避けるべきではと考えてくださる方もいらっしゃいます。
そのようなときにおすすめしているのが、ストレートチップのつやなしデザイン。
つま先も細すぎないので履きやすいデザインになっています。また、冠婚葬祭だけ使う用として購入される方も少なくありません。できればこまめにお手入れがおすすめですが、なかなか難しいこともあるのではないでしょうか。
つやがないデザインはひび割れや傷が目立ちにくい特徴があるため、手入れが苦手な方にもおすすめです。
2504
昔ながらのガラス加工そして、まさにこれがリーガルだよね!と言われることが多い品番のひとつ。ガラス加工なのでひび割れが起きやすいもしくは目立ちやすいのが特徴ですが、これもひとつの味と考えれば愛着も。
底材は昔ながらの重厚感のあるデザイン。裏にはリーガルのロゴやデザインが入っているため、これを目当てに購入する方もいらっしゃいます。
年代問わず人気の一足で、カジュアル用に購入される方も多くいます。
カジュアルにもそして仕事用にも使用したい方にも手にとっていただきたい革靴です。カジュアルとして楽しむ場合、デニムで合わせるのもおしゃれだなと思います。
101W
リーガルウォーカーシリーズの中でも仕事用にも履けるデザイン。軽めな底材なだけでなく、中敷きも一工夫されています。
土踏まずの部分が盛り上がっており、かためのクッションが入っています。
歩く人向けに作られているだけあり、この中敷きは疲れにくいとストック用に購入する方もいるほど。
デザイン違いや色違いの茶色も人気で、デザインや色違いで購入される方もいらっしゃいます。
年齢層高めの方が購入される傾向がありますが、年齢問わず履けるデザインです。つま先がとがりすぎず、丸みのあるデザインが好みの方に人気です。
103W
先程ご紹介した103Wのデザイン違いです。このデザインは茶色がより人気な傾向があります。カジュアル向けとして購入される方が多いからでしょうか。
中敷きは101Wと同じなので、履き心地もほどんど同じです。こちらのデザインが少し幅が広めに感じるかもしれません。
デニムやチノパンで合わせたい方に人気です。
21VR
底材のつま先部分から足裏まで赤のグラデーションが特徴。裏をしっかり見なければわからない、けれどそんなところを革靴を選ぶ決め手にする方もいらっしゃいます。
そんな方は、決まっておしゃれでこだわりのある方。いずれ削れたり傷がついて見えなくなるかもしれません。そんな一時だからこそ、楽しみやワクワク感が高まります。
パッと見てみるとシンプルなストレートチップ、けれども底を見るとおしゃれ!そんなワンポイントを求めている方におすすめです。
底材と一緒に繋がっているデザインのため、雨天の場合は雨が染み込む可能性がありますので注意しましょう。
そして、革靴を履いていると悩みのひとつとしてあげられる、湿気。この革靴は汗を吸う機能以外にも、速乾性に優れています。
綿の5倍湿気を吸い取る機能があるため、革靴特有のジメジメが苦手な方によりおすすめしたい1足です。
35HR
この記事で初めてご紹介するゴアテックス。中に袋状の防水機能がまるまる入ってるため、雨や雪などを防ぐ効果があります。
そのぶん湿気がこもりやすいのが難点なため、履いたあとは必ず乾燥剤を入れて湿気を取りましょう。
雨や雪の日など天気が優れない日に外に出なければならない状況もあるでしょう。そんなときに活躍してくれるのがゴアテックスです。
履き口まわりが浅いのですが、その理由は厚めの中敷きが入っているためです。かかとの浅さが気にならない方やつま先の細さが気にならない方におすすめしたい革靴です。
発売当初からゴアテックスの中でも購入しやすい価格だと人気の革靴です。